Nik Collectionが無料化!さっそく実力を試してみました
2016/03/27
(追記アリ)
Nik Collectionがなんと無料化!!リンク先右上のDownload nowからダウンロード可能です。
さてこのNik Collectionが何故わざわざ記事にするほどのものなのか。ということなのですが、元々は60,000円近くしていたパッケージ商品でした。その後Googleに買収され20,000円程度に!最初の頃は単体売りもあった?みたいなのですが、見事に買い逃し、最近ではパッケージ売りしかしておらず、Silve Efexだけあれば個人的によかったので二の足を踏んでいたところ、ここでの無料化です。ありがたやー。(Silver Efex以外もゲット出来てかなり嬉しい)
インストールについては、他のアプリと同じでしたので一気に省いてしまって…お目当てだったSilver Efexをさっそく使ってみました。
さっそく使ってみよう
用意したのはこんな写真。どこかの廃墟で撮影してきたモノですが、ビルの中に力強く生えている植物が印象的で撮影したものです。明るいところから暗いところまでそこそこバランスよく撮れているとは思いますが、力強い生命力が表現出来ているかというとちょっと頼りない印象です。
PhotoshopやLightroomを駆使してもいいのですが、ここでNik Collectionの出番です。
Photoshopでは「フィルター」>「Nik Collection」に、
Lightroomでは「写真」>「他のツールで編集」に格納されています。
インターフェース
①プリセットライブラリ
下の画像部分にカーソルを合わせるとプレビューが中央に表示されますので、イメージにあったものをセレクトします。
②詳細設定
上の項目から下の項目へとそれぞれ調整していきます。大抵スライダーを動かせばどのように変化するかわかりますが、コツとしては最初の数値を覚えておき、大きくスライダーを+と−方向にふってみる。というのがわかりやすいかと思います。
完成
アレコレ調整して完成した写真がこちら。
いかがでしょうか。中間のトーンを全体的に暗くしつつ光の当たっている植物と対比をつけることで、主題を強調してみました。また、植物の瑞々しさを表現するために植物自体に当たっている光にもメリハリを与えています。
…とここまで書いて、比較しにくいな…と気がついたので並べたバージョンも用意してみました。
※それぞれの写真はクリックで大きくなりますので確認してみてください。
元の写真をしっかり撮影することはもちろん大切ですが、どのような仕上がりにするか強いイメージを持ち、そのイメージに寄せていくあたりに現像の醍醐味があると考えています。しかしながら、アプリケーションの使い勝手などでそれが出来ない!!ムキ—!!!!!となっている人にとって、強い味方が現れたのではないでしょうか。
Photoshop、Lightroomユーザーにとってのマストプラグインです!
他 作例
せっかくなのでColor Efex Proも使ってみました。細かく色味を調整できるのでカラー現像のときに重宝しそうです。
光を強調してモノクロながら華やかな印象になるように仕上げました。
うん。これは本当にいいものだ…
Adobe Creative Cloud フォトグラフィプラン(Photoshop+Lightroom) 12か月版 Windows/Mac対応 [ダウンロードコード]
<追記>
ふとLaunchpad開いたらアイコンがいっぱい…(スクリーンショットは整理したところ)
スタンドアローンでも使用可能を確認しました。ひとつのアプリケーション(Photoshop&Lightroom)だけで完結はできませんが、シャープを調整>色味を調整>古い感じに… のように順番を考えながら画像を保存していけばかなりの絵作りができるようになりますので、Lightroomのカタログとか必要のない人はこれだけでも充分かもしれません。